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サッカーW杯 熱を帯びるモスクワ 今夜開幕、世界からサポーター

6/14(木) 7:55配信

産経新聞

 【モスクワ=田中俊之】14日午後6時(日本時間15日午前0時)に幕を開けるサッカー・ワールドカップ(W杯)ロシア大会。開幕戦の舞台となる首都モスクワには13日、世界各国から多数のサポーターや報道陣らが集まり、開幕を前に早くも熱気に包まれた。

 モスクワの赤の広場周辺では世界各国のサポーターが楽器を鳴らしたり、歌ったりして大盛り上がり。開幕戦を戦うロシアとサウジアラビアのサポーターがそれぞれ「2対0で勝つ」と勝利宣言してヒートアップする場面もあった。ロシアサポーターのブラジメルさん(36)は「美しいサッカーを見たい」と代表の躍進に期待した。

 開幕戦の会場、ルジニキ競技場近くに住んでいるアレクサンドルさん(36)はサッカーファンではないものの、開催の準備が進んでいく様子を見て楽しんでいたという。数試合は観戦に行くといい、「サッカーはよく分からないが、大きなイベントだから楽しみだ」と声を弾ませた。

 ただ、ロシアは最新の国際サッカー連盟(FIFA)の世界ランキングで70位に転落、出場国の中で最下位になっていることなどもあり、国内全体の盛り上がりはいまひとつ。調査機関「レバダ・センター」が行った4月後半の世論調査では、テレビ中継で試合を見ると回答したロシア人は40%と、ロシアが出場しなかった2010年南アフリカ大会の際の37%と大差ない状況にあるという。

 また、ロシアは過激組織「イスラム国」(IS)などによるテロを警戒しており、13日もスタジアムや赤の広場周辺には多数の警察が出動。ときおり外国人サポーターに身分確認を求める姿も見られた。

最終更新:6/14(木) 8:07
産経新聞