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眠気の正体は80種タンパク質 筑波大、マウス実験

6/14(木) 7:55配信

産経新聞

 脳内にある80種類のタンパク質の働きが活性化すると眠くなり、眠りにつくと働きが収まるのをマウスの実験で発見したと、筑波大の柳沢正史教授(神経科学)のチームが13日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。「スニップス」と名付けたこの一群のタンパク質は眠気の“正体”とみられ、睡眠そのものに深く関わっているらしい。

 柳沢教授らは、タンパク質が睡眠を促して神経を休息させ、機能の回復につなげているとみている。「睡眠の質の向上や、不眠など睡眠障害の治療法の開発につながる可能性がある」という。

 チームは眠らせないで寝不足にしたマウスと、眠い状態が続くように遺伝子操作したマウスを使って実験。寝不足マウスの脳内では、眠くなると脳内のタンパク質が活性化する「リン酸化」と呼ばれる反応が起き、眠ると元に戻るのを確かめた。

 この反応を邪魔する薬を与えると、マウスの眠気が収まるのも脳波の分析から確かめた。

最終更新:6/14(木) 7:55
産経新聞