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船井龍一が強打パレナス破りWBO・AP新王者 大みそか世界挑戦も

6/14(木) 22:12配信

デイリースポーツ

 「ボクシング・WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ」(14日、後楽園ホール)

【写真】WBO世界スーパーフライ級王座は井上尚弥が返上 現在空位に

 船井龍一(32)=ワタナベ=がフィリピン出身のワルリト・パレナス(34)=森岡=との王座決定戦を8回2分55秒KOで制して新王者となり、世界挑戦へ一歩前進した。

 相手のパレナスは26勝23KOの高いKO率を残すハードパンチャーで、世界3階級制覇の井上尚弥の世界王座に挑戦した経験のある実力者。主要4団体の世界ランカーの船井は2度防衛した日本同級王座を返上してステップアップに臨んだ。

 だが、パレナスの大振りの強打に両目付近から出血するなど苦戦。それでも中盤以降はボディー攻めから活路を見いだし、最後は8回終盤、左右のボディーへの連打から左フックでダウンを奪い、10カウントを呼んだ。

 強敵を退けた船井はリング上で「強い選手に勝って、ベルトをもらって最高にいい気持ちです」と笑顔。「日本チャンピオンになった頃はなかなか言えなかったですけど、こうやってステップアップして、そろそろ本気で世界チャンピオンになりたいので、応援よろしくお願いします」とファンに宣言した。

 控室では「あー、倒せて良かった」と安どの表情。「パンチもあって、様子を見てと言われたんですけど、様子を見きれなかった自分がいて、こんな結果になっちゃったですけど。ボディー攻めてみたら動きが止まったんで、倒せて良かったです」と反省混じりに振り返った。

 気になる今後について、所属ジムの渡辺均会長は「次かその次ぐらい、大みそかに世界をやりたいですね。相手もいることだし、がんばります」とうれしそうに話した。