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【ユニコーンS】ダートでもミルコ!ルヴァンと再びコンビ

6/14(木) 8:30配信

サンケイスポーツ

 ユニコーンステークスの追い切りが13日、東西トレセンで行われた。美浦では交流GI全日本2歳優駿を勝ったルヴァンスレーヴが意欲的な併せ馬。古馬オープンに遅れはしたものの、体調の良さをアピールした。今回はリーディングトップを走るミルコ・デムーロ騎手(39)と再コンビ。ダートでも勝ち星を量産する名手を背にJRA重賞初制覇を決める。

 反撃へ、容赦はしない。GI全日本2歳優駿の覇者、ルヴァンスレーヴはWコースで古馬オープンのミッキージョイを2馬身追いかける意欲的な併せ馬。攻め駆けする歴戦のパートナーに追いつけなかったものの、6ハロン82秒8、3ハロン38秒8-12秒9の優秀なタイムで、半馬身差に食い下がった。

 「動きは良かった。いつもと同じ攻め過程で調整ができたし、前回と変わらない状態にある。前走は勝った馬が強かったが内容は悪くなかった。1度しか走っていない東京の適性は分からないが、いい結果を出せるように努めていきたい」

 見届けた萩原調教師が冷静に“いつもの”デキをアピールする。その前走・伏竜SはドンフォルティスにV4の夢を阻まれたが、キャリア初の右回りで戸惑う面があった上に、1000メートル通過65秒3のスローペースも不運だった。最強のライバル・ドンが不在の今回、得意のマイル戦に戻れば巻き返しは既定路線と言っても過言ではない。

 「地方のGI(全日本2歳優駿)はすごくいい勝ち方で、ケンタッキーダービーもいけると思ったんだ」

 今回、2戦ぶりに手綱が戻るM・デムーロ騎手も、相棒の大いなる可能性を最大限のリップサービスで伝える。先週までJRA75勝は全国リーディング首位。芝はもちろん、今年はダートでも勝ち星を量産しており、31勝は2位の田辺騎手(28勝)に3勝差をつける文句なしの“砂王”だ。地元イタリアをはじめ、欧州では根付いていないダート競馬で勝つ術を、すっかり自分のものにした青い目の二刀流。今回、そのまなざしは表彰台しか見ていない。

 「(自分が乗っていない)前走は体が太かったし、よく見えなかった。ゲートは遅いけど、ヨーイドンですごい脚を使うし、パワーもあるのがいいところ。この馬でまた重賞を勝ちたい」

 V請負人が、砂の逸材を再びV軌道に呼び戻す。 (内海裕介)

★馬名の意味 ルヴァンスレーヴ(le vent se leve)はフランス語で「風立ちぬ」。

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