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千葉・9歳女児殺害 リンさん父「今から謝っても絶対に許さない」

6/14(木) 20:15配信

産経新聞

 14日の被告人質問で渋谷恭正被告は事件への関与を改めて否定する一方、事件の責任については「自分の子供の通学路を守るのは親の責任」などと語った。

 渋谷被告は初公判から毎日着ている黒のジャージーの上着に迷彩柄のスエット姿で出廷。午前中に行われた弁護側の質問では「見守り活動をしていたのに、リンちゃんを守れなくてすみません」と声を詰まらせる場面もあったが、質問が検察側に移ると、一転してそっけない態度に終始した。

 リンさんが行方不明になった昨年3月24日午後1時ごろ、ともに見守り活動をしていた女性から「リンがいなくなった」と電話を受けた際には、「面倒くさいことになったな、と思った」と発言。検察官や裁判員から「保護者会長として探そうとはしなかったのか」と問われると、「依頼がなかったのでやらなかった」と答えた。

 さらに被害者参加制度を利用して出廷したリンさんの父親、レェ・アイン・ハオさん(35)の代理弁護士から「リンちゃんが行方不明になったのは親の責任ということか」と問われ、すぐに「そう思います」と回答。野原俊郎裁判長が「被害者の親を糾弾するのか」と指摘すると、「そのつもりはないが、私は毎日送り迎えをしていた」と語った。

 閉廷後、記者会見したハオさんは「今日の裁判で誰が犯人か分かった。渋谷被告は嘘をついている。今から謝っても絶対に許さない」と怒りをあらわにした。

最終更新:6/14(木) 20:15
産経新聞