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【映像】ヤギを動員した除草作戦開始 ポルトガル窮余の山火事対策

6/14(木) 12:50配信

AP通信

ローレ、ポルトガル、6月14日 (AP)― 昨年大規模山火事に見舞われたポルトガル各地で、ヤギの群れによる山の除草作業が始まった。同国南部ローレの丘陵地帯では6月5日、200頭を超える茶色と白のヤギの群れが、ノンビリ草をはむ光景が見られた。
 この牧歌的光景は、昨年の山火事の二の舞いを避けたいポルトガル政府が採った窮余の対策のひとつ。気温が上昇し、空気が乾燥する前に、可能な限り広範囲に燃えやすい下生えを刈ってしまおうという狙いで、全国各地でヤギを動員して除草作業に当たらせている。
 環境に優しいこの方法は、数十年前から米国西海岸のカリフォルニア州など太平洋岸の州で実施されており、ある程度の効果が立証されている。
 ポルトガルでは、毎年7月から10月までの3カ月が山火事のピークで、昨年は106人の死者を出した。1980年代には7万5000ヘクタールだった森林焼失面積は、地球温暖化による異常に暑く、乾燥した夏が続くようになった2000年以降、15万ヘクタールに拡大している。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:6/14(木) 12:50
AP通信