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リンさん母が初傍聴 松戸女児殺害第7回公判

6/14(木) 10:32配信

千葉日報オンライン

 松戸市立六実第二小3年だったベトナム国籍のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)=が昨年3月に殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた渋谷恭正被告(47)=同市六実4=の裁判員裁判の第7回公判が13日、千葉地裁(野原俊郎裁判長)で開かれ、リンさんの母親、グエン・ティ・グエンさん(31)が被害者参加制度を使って初めて傍聴した。

 検察側の一角に着席し、姿が見えないようについたてが置かれた。グエンさんの近くに座った夫、レェ・アイン・ハオさん(35)は時折、気遣うようについたての中をのぞき込んだ。

 ハオさんは、グエンさんが傍聴した理由を「被告の様子を見たいという思い」と代弁。開廷前には「会ったら何かしてしまうかも」と泣いていたことも明かした。

 4日の初公判で検察側が読み上げたグエンさんの供述調書では、事件直前の日々を「リンがキスを求め、甘えてきた」「強く抱きしめた」と振り返り「思い出すと涙が止まらない」との心境を明かしていた。

 リンさんと最後に会ったのは行方不明になる2日前の昨年3月22日朝。グエンさんが長男(4)と2人で一時帰国する日だったという。

 今後の公判で、グエンさんが提出した意見陳述書が読み上げられる見込み。