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おやじはやっぱり偉かった? 2世議員も楽じゃない

6/14(木) 6:30配信

FNN PRIME

国会議員の世襲 実態は?

6月17日は「父の日」。

かねてから国会議員の世襲が問題視されているが、実態はどうか。
自民党の現職の衆議院議員について、実の父親が国会議員だった人はどれくらいいるのか数えてみた。
世襲の対象は、実父以外にも養父母、夫あるいは妻の父母や祖父母、兄弟、おじ、おば、親戚なども含まれるだろうし、政治家という意味では県知事や県議会議員など地方政治家も含まれるだろうが、「父の日」なので実父が国会議員だった人に絞った。

(画像)この二人が親子ってご存じですか?

自民党衆院議員の4人に1人は実父が国会議員

自民党の衆院議員は、会派離脱中の大島理森衆院議長を含め284名。
このうち、実の父親が国会議員だった人は67人いる。自民党衆院議員の24%、4人に1人に相当する。

このうち父親が大臣経験者だった人は51人いて、「実父が国会議員」だった人の76%、すべての自民党衆院議員のうちの18%を占める。
確かに自民党の国会議員の名簿を見ると、聞いたことのあるような名前の人がいるので調べたら、やはり2世だったということはよくある。なお実父が国会議員経験者で、現在、兄弟で衆議院議員を務めている人が2組いる。安倍晋三・岸信夫兄弟と、石原伸晃・宏高兄弟だ。

中には、祖父も曾祖父も国会議員だったという政治家一族もいる。
こうなるとまるで貴族だ。

実父が総理大臣経験者は5人

実父が総理大臣経験者だったのは、鈴木俊一五輪相(父は鈴木善幸氏)、橋本岳元厚労副大臣(父は橋本龍太郎氏)、小渕優子元経産相(父は小渕恵三氏)、小泉進次郎自民党筆頭副幹事長(父は小泉進一郎氏)、福田達夫防衛政務官(父は福田康夫氏)の5人だ。

なお、野党にも実父が国会議員だった議員はいるが、割合は自民党のほうが圧倒的に多い。

例外はあるが、大臣はおおむね5回以上の当選歴があるので、そのぶん地元での知名度が高い。
したがって、息子や娘は地元選挙民になじみのある名前で選挙を戦えるという利点がある。
また必ずしも政治家志望ではなかったとしても、父親の背中を見て育っているので、衆議院議員の日常を知っている。

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最終更新:6/15(金) 17:38
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