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食料不足打開に養殖魚 畜肉の代替 ノルウェー研究者発表

6/14(木) 17:23配信

みなと新聞

 ノルウェー・トロムソ大の研究科学者らグループはこのほど、世界人口増加に伴い懸念されている食料不足に、水産養殖が問題解決に貢献する研究を学術誌の米国科学アカデミー紀要(PNAS)で発表した。研究によると、人間が食べる畜肉の一部を養殖魚に替えることで、インドの2倍に相当する土地面積を節約できる。

 国連の予想によると、2050年には世界人口が100億人に達する。人口増加を支えるには食料増産が必須。科学者らは調査で「海での養殖は大量の食料生産を少ないスペースで実現できる」と分析しており、「新しい技術や規制、最先端の養殖方法を導入することで水産養殖業は食品産業の中で最も環境に優しい産業となる」としている。

 研究によると、牛を食用資源として約450グラム増やす場合、約3・2~13・6キロの餌が必要。一方、養殖魚の場合は450~900グラムの餌で同等の資源を得られるという。

[みなと新聞2018年6月7日付の記事を再構成]

最終更新:6/14(木) 17:23
みなと新聞