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復活は2019年!マツダの「ロータリーエンジン」が無くなった理由

6/14(木) 10:37配信

オートックワン

現在もマツダはロータリーエンジンの開発を継続中

その独特の回転フィールやパワー感などで今でも多くのファンを魅了し続けるロータリーエンジン。残念ながら現在では2012年にマツダ RX-8の終焉と共に新車で購入できるロータリーエンジン搭載車は消滅してしまっていますが、マツダは今でもロータリーエンジンの研究開発を続けているとアナウンスしており、復活の日を待ち望む人も少なくありません。

>>RX-7だけじゃない!コスモスポーツなどロータリーエンジンの歴史を画像でチェック

そこで今回は改めてロータリーエンジンについてさまざまな角度から振り返ってみたいと思います。

ロータリーエンジンとレシプロエンジンの違い

ロータリーエンジンとレシプロエンジンの一番の違いは、レシプロエンジンの往復動機構による容積変化ではなく、回転動機構による容積変化を利用するエンジンであるということ。また吸排気バルブやこれを開閉するカムシャフトの役割をローター自体が担うことによって、部品点数が少ないという点も挙げられます。

ちなみにマツダ車に搭載されていたロータリーエンジンはドイツの発明家、フェリクス・ヴァンケルがドイツのNSU社と共に開発した「ヴァンケルエンジン」が元になっています。ヴァンケルエンジンは1951年に開発がスタートし、1957年には初めての試作機が完成。そしてNSU社は1964年にこのロータリーエンジンを搭載したヴァンケルスパイダーを発売、1967年にはセダンの「Ro80」を発売しますが、オイル消費の過大やアペックスシールの磨耗などの問題が解決される前に発売してしまったため、発売後にクレームが続発。結果的に経営にも影響を及ぼし、フォルクスワーゲン傘下となってしまいました。その結果、この「Ro80」のレシプロエンジン版である「K70」はNSUブランドからではなく、フォルクスワーゲンブランドから発売されています。

一方、NSU社から技術提携を受けてロータリーエンジンの開発に着手したマツダは、それらの問題をひとつひとつ解決していき、1967年5月に世界初となる実用可能な量産ロータリーエンジン搭載車であるコスモスポーツをリリースするに至ったのです。

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最終更新:6/14(木) 10:37
オートックワン