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市役所不審火 職員を放火未遂で逮捕

6/14(木) 23:26配信

両丹日日新聞

市長が謝罪会見

 京都府福知山市内記の市役所庁舎で4月に発生した不審火は、市職員の犯行だった。福知山署は14日午後9時9分、市職員の男(32)を放火未遂の疑いで逮捕した。同署によると、容疑の職員は犯行を否認しているという。

 不審火は4月16日午後11時40分ごろ、市役所1階東側、乳児室奥にある福祉保健部管轄の文書保管室(約15平方メートル)で発生。床面0・5平方メートルと床に置いてあった段ボールや書類の一部を焼いた。

 調べによると、容疑の職員は現場で火を放ち、宿直職員らがいる市庁舎(鉄筋コンクリート地上6階地下1階)を焼損させようとしたが、スプリンクラーが作動して書庫内の一部を焼損させるにとどまった。

 容疑の職員は当日欠勤していたが、出火の前には現場近くにいたことが、宿直職員や防犯カメラで確認されている。

まじめで、トラブル抱えた様子なく

 職員逮捕を受け、市は午後11時から緊急記者会見を開き、大橋一夫市長は「逮捕容疑が事実であれば、法令を遵守し、市民の安心と安全実現に向けて取り組むべき市職員が、市民の財産である市役所庁舎と公文書に放火したこと、人命を危険にさらしたことになり、決して許されるものではない」とし、「行政に対する市民の信頼を大きく失墜させるものであり、深くお詫びいたします」と陳謝した。

 上司は謝罪後、「まじめな職員で、仕事はきっちりとやっていた。口数は少なく、自分から積極的にコミュニケーションを取るタイプではなかったが、トラブルを抱えている様子もなく、まさかと、信じられない」と話し、肩を落とした。

両丹日日新聞社

最終更新:6/15(金) 0:34
両丹日日新聞