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テイラー・スウィフト、スタジオでの怒りの一言が生んだ名曲とは?

6/14(木) 20:05配信

J-WAVE NEWS

J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:藤田琢己)。6月13日(水)のオンエアでは、Licaxxxとのコンビでお送りしました。

注目の新譜・いま注目すべき名盤・話題の来日アーティストなど、週替わりで1組のアーティストを4日間かけて掘り下げていくコーナー「FEATURE TOPICS」。この週は11月に来日公演が決定しているテイラー・スウィフトをピックアップしています。

グラミー賞を10度受賞。過去の作品の総売上枚数は4000万枚以上、楽曲のダウンロード数は1.3億回を超えている世界的シンガー・ソングライターのテイラー・スウィフト。特集1日目の11日(月)の放送では、デビュー前から1stアルバム『Taylor Swift』でブレイクを果たす2006年まで、2日目の12日(火)は、カントリーな曲調からサウンドに変化を出してきた2010年の『Speak Now』までのキャリアを紹介しました。

■あの大ヒット曲が誕生するきっかけ

『Speak Now』で全楽曲の作詞・作曲を行うことに成功したテイラー。「常に自分を越えていきたい。ファンに対していつでも今まで聴いたことのないものを提供したい」と語っていた通り、現状に満足することなく挑戦を続けます。

次なる進化として彼女が選んだのは、今まで関わったことのない新しいプロデューサーとの仕事でした。バックストリート・ボーイズやケイティ・ペリーなどを手がけてきたポップサウンドの敏腕プロデューサー、マックス・マーティンです。大ヒットメーカーを迎え、ライブではロック、ヒップホップ、ミュージカルなどさまざまな音楽をみせてきた彼女がマックスとともにみせた新たなポップサウンドは、4枚目のアルバム『Red』として形になり、その先行シングルとして2012年8月に発売、大ヒットしたのが『We Are Never Ever Getting Back Together』でした。

この曲に関しても、自分の感情や経験を歌にするテイラーらしいエピソードがあります。ある日テイラーがスタジオで曲を作っていたとき、元彼の友人が登場。「テイラーとあいつはヨリ戻すよ」と言った言葉に対して、テイラーが「絶対にヨリなんか戻すわけないじゃない」と感情的になったのをマックス・マーティンが見ており、「今言った感情、それを曲にしてみない?」と提案したことが『We Are Never Ever Getting Back Together』の誕生につながったのだとか。


■ファンは常に自分の見方…ポップアルバム制作を決意

アルバムのタイトルについても、前述のエピソードのような怒りや喜びなどの激しい感情を色にたとえると「真っ赤」ということで『Red』に。そして、本作はビルボードのアルバムチャートでも初登場1位を獲得しました。ここで「方向性を変えてもファンは自分の変化を好きでいてくれる」と確信しテイラーは、次作で完全なポップアルバムにしようと決めたそうです。

周囲からは「テイラーがこのままカントリーを捨ててしまうのでは?」という声があがりました。「数曲でいいからカントリーの曲を入れないか」という意見が出ましたが、テイラーは「ポップなものを作ろうと決めたのに、カントリーのいい成分を利用してはいけない。そのやり方は私の愛してきたカントリーに失礼だから」と、徹底した態度を取りました。


■ポジティブなスタンスを楽曲に反映

続いて、マックス・マーティンやワンリパブリックのライアン・テダーなどのプロデュースによる5枚目のアルバム『1989』を発表。収録曲『Shake It Off』は、邦題『シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!』とあるように、これまで散々浴びてきた批判、ゴシップ、侮辱に対して新しいスタンスを歌っています。それまで周囲の環境に対して「なぜ私をからかうの?」と弱気な目線の曲を歌っていたテイラーが、「私が私らしくあることがそんなに気になるなら、もっとそうしてあげるわ。私はあなたよりも楽しく生きているから、そもそも関係ない」とポジティブなスタンスを見せたのです。アルバム『1989』は、2014年の10月27日にリリースされ、2014年が残り2ヶ月だったにも関わらず、この年で一番売れたアルバムになりました。

音楽性をカントリーから完全にポップミュージックに振り切ったテイラー・スウィフト。最新の活動に続くストーリーは特集最終日となる本日6月14日(木)のオンエアでお送りします。お楽しみに!

【番組情報】
番組名:『SONAR MUSIC』
放送日時:月・火・水・木曜 21時-24時
放送局:J-WAVE(81.3FM)

最終更新:6/14(木) 20:05
J-WAVE NEWS

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