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なぜスロートークに?外遊前ぶら下がりで透けた?総理の胸中【リアル首相動静】

6/14(木) 16:00配信

FNN PRIME

スローなトークにしてくれ??

安倍首相は6日、アメリカのトランプ大統領との日米首脳会談や、カナダでのG7サミットに臨むために、羽田空港を出発しました。

首相が気にするドン・ファンは?

出発前に首相官邸で行われた、いわゆる「ぶら下がりインタビュー」では「核・ミサイル問題、そして何よりも大切な拉致問題が前進するよう、しっかりと大統領とすり合わせを行い、米朝首脳会談を成功させたいと思っています」と語りました。

その話しぶりを目の前で聞いていて気になることがありました。

それは、安倍首相の話す速さです。

国会答弁で、野党から森友・加計問題について聞かれている時などと比べ、話す速度が明らかに遅かったのです。

その理由については、拉致問題解決に向けた自らの決意を丁寧に話しているためだと感じられました。

しかし、別の見方をすれば、慎重に言葉を選んでいた、あるいは時として言葉に詰まっているようにも見えます。

その視点だと、トランプ大統領が「最大限の圧力と言う言葉は使いたくない」と姿勢を転換させた中で、安倍首相が「圧力」を強調してきたこれまでと言葉遣いを微妙に変え、慎重に発言していたという面もあるかもしれません。

拉致問題解決に向けた強い決意と、北朝鮮という厄介な相手に向けた戦略の中で、揺れているようにも見えた「ぶら下がり」でした。

ちなみに、ぶらさがりを終えた首相の歩きは、通常の速さでした。

グレイテスト・ショーマン??

そしてワシントンで行われたトランプ大統領との日米首脳会談。

安倍首相はこの中で、拉致問題について米朝首脳会談で議題とする確約を、トランプ大統領から取り付けました。

さらに安倍首相はトランプ大統領に対し、米朝首脳会談での拉致問題の取り上げ方についても説明したということです。

しかし、議題とすることを確約しただけで、拉致問題解決の道筋が見えたわけではありません。

安倍首相自らも日朝首脳会談に意欲を示していますが、今後の展望が明確には描けていないのが現状です。

核・ミサイル問題では、北朝鮮が非核化に向けた行動をとるまで制裁を維持する方針を確認しました。

ただ、ここでもトランプ大統領は「最大限の圧力という言葉はもう使わない」と発言し、安倍首相も「圧力」と言う言葉を控えるなど歩調を合わせました。

単なる気まぐれなのか?あるいはグレイテスト・ショーマンなのか?

トランプ大統領の変化にどう対応していくかも、今後の日米首脳外交の重要な要素となりそうです。

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最終更新:6/14(木) 16:00
FNN PRIME