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スペイン代表新監督イエロが“代表のジダン”を目指す

6/14(木) 18:48配信

SPORT.es

スペイン代表新監督に就任したフェルナンド・イエロは、スペインサッカー連盟(RFEF)会長ルイス・ルビアレス同席のもと記者会見に臨んだ。会見においてイエロはW杯のことだけを唯一考えていると繰り返し強調し、何事もなかったかのように戦いたいと意気込んだ。

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「素晴らしい、情熱的な挑戦だ」とイエロの言葉は始まった。「状況は状況だし、ここから勇敢さを持ってこの挑戦を受け入れる」監督就任について、「ノーとは言えなかった。自分自身が拒否することを許さなかった。7-8ヶ月間スポーツディレクター(SD)としてやってきた。中のことは分かっている。誰も失望させたくなかった。W杯で優勝できると考えていなければ、このオファーを受け入れたりはしていない。」

前任者ロペテギは、「手を加えるのは最小限にすることが重要」と語っており、この2日間はポルトガル戦に向けて寝ずにビデオを見ていたという。イエロは「我々は試合のビデオを見ていた。我々は一貫して知的である必要がある。変化を加えるためのキャパシティはない。自分は毎日全ての練習に同席していたし、たった2日で変えられることは何もない」と大きく手を加えることはないとした。

ロペテギに対しては、「フレン・ロペテギと彼の仕事に対しては最大限の愛情と賞賛を送りたい。次のキャリアでの成功を祈っている。彼の別れには立ち会った。友人として会話を交わしたよ」と語った。

同時に、翌14日には自身のアシスタントが到着すると明かした。第二監督のフリアン・カレロとフィジカルコーチのフアン・カルロス・マルティネスだ。

イエロは選手達に語った内容についても明かした。「彼らに言ったのは、自分が選手達の目を見ているということ、これはW杯という目標に向けて戦わないことへの正当化にはならないということだ。我々にはチャンスがあることを理解している。それが彼らに対して発信したことであり、今までに起きたことはなんの言い訳にもならないということだ。皆に責任があるし、自分が1番それを負っている。」

フェルナンド・イエロはあらゆる瞬間における選手達の態度とプロフェッショナル性を賞賛し、選手達のプレーに望むものを明かした。「彼らには良いプレーをして欲しい。クオリティとポゼッションをもってして戦って欲しい。」

イエロは自身の監督経験の少なさにも触れている。「確かにオビエドで1シーズン経験しただけだ。その時は我々はよくやったと思う。あとはアシスタントしかやったことはない。しかし、30年もボールを追いかけているんだ」と自信を強調した。

イエロはW杯後も代表監督を続けるかどうか、また自身がロペテギ解任の決定に携わったかどうかについては明言を避けた。「過去や未来について考えると、我々は間違いを犯してしまう。皆落ち着いているべきだ。」

同時にレアル・マドリードの振る舞いについてもコメントを避けつつ、もしマドリーがSD就任をオファーしてきたら?という問いに、「なんか冗談を言っているみたいだけど、彼(ルビアレス)を脳梗塞にでもしたいのか?」と笑いを誘った。

終わりには「110%を出す必要がある。これはW杯で、誰もプレゼントしてくれたりしない」と主張。ファンに対しては、「自信と冷静さ、全ての力を出し切って向かう」と意気込んだ。最後の質問は「“代表のジダン”になることは考えているのか?」という問い。イエロは堂々と「そのためにサインしたんだ」と言い切った。

(文:SPORT)

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最終更新:6/14(木) 18:48
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