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「昭和の米屋」復活 築88年祝う蔵まえギャラリー

6/14(木) 18:50配信

カナロコ by 神奈川新聞

 1931(昭和6)年に建てられた米穀店の建物を活用し、多様なアート作品などを発信している「蔵まえギャラリー」(藤沢市藤沢)で、“数え”で築88年を祝う「蔵まえ米寿祭」が開かれている。17日まで、商いに使われた品々を並べて「昭和の米屋」の店先を再現し、土間には往事の町並みを写した写真も展示。小上がりや奥の和室に上がることもできる。

 ギャラリーを含む9団体や個人が連携して、藤沢の歴史的建造物の保存・活用に取り組む「湘南藤沢文化ネットワーク」(佐野晴美会長)の主催。記念のウオークやシンポジウムも企画し、「古い建物の良さを知ってもらい、次代に継承できる活用法を考えるきっかけになれば」という。

 ギャラリーは2006年から、旧榎本米穀店の母屋と内蔵を借りて運営。アート関係者には知られてきたが、地元の人に親しんでもらいたいと「米屋の建物の米寿」で企画した。

 当時の商談の場で、神棚と金庫がある6畳の小上がりに帳場をつくり、古い帳簿や屋号入りちょうちん、升、ざるなども並べた。内蔵では「昭和の名作映画」「レコードかふぇ」など日替わりイベント(有料)を15日まで開催する。

 シンポジウム「使い継がれるたてもの」は16日午後1時半から、市ふじさわ宿交流館(同市西富)で。無料。東海道の街道筋を鉄砲宿から歩くウオーク(17日、資料代など500円)は15日までに申し込む。問い合わせは、蔵まえギャラリー電話0466(25)9909。