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覚醒剤密輸の裁判員裁判、「刑事免責」初適用へ

6/15(金) 7:11配信

読売新聞

 刑事裁判の証人に刑事責任を問う証拠にしないことを約束して証言させる「刑事免責制度」が、東京地裁で18日から始まる覚醒剤取締法違反事件の裁判員裁判に適用されることが、関係者の話でわかった。同制度は、日本版「司法取引」である「協議・合意制度」とともに今月1日からスタートしたばかりで、適用は初めてとみられる。

 関係者によると、刑事免責制度が適用されるのは、同法違反(営利目的輸入)などに問われた中国籍の林伯珠被告(22)の裁判員裁判。林被告は昨年4月、中国籍の陳豪超被告(24)と共謀し、中国の郵便局から覚醒剤約280グラムを国際郵便を使って日本に密輸したとして起訴された。

 林被告は起訴事実を否認。東京地検は、覚醒剤の入手ルートなど事件の全容解明のため、共犯として同法違反などで起訴された陳被告を同制度を適用した証人として申請し、地裁が12日付で認める決定をした。

最終更新:6/20(水) 0:07
読売新聞