ここから本文です

【インタビュー】Twitter歴6年、伊藤俊亮が語るソーシャルメディアのあり方

6/14(木) 20:00配信

バスケットボールキング

今シーズンの「B.LEAGUE AWARD SHOW 2017-18」から設けられた「ソーシャルメディアリーダー」。ファンによるWEB投票とSNS投票の結果、伊藤俊亮(千葉ジェッツ)が選出された。Twitterを駆使してファンとの交流を図る「イートン」こと伊藤だが、いつから、どのようなきっかけでソーシャルメディアを始めたのか。クラブのスタッフに就任する来季の展望も踏まえて話をうかがった。

インタビュー=入江美紀雄
写真=山口剛生、Bリーグ

プロになったことでお客さんの顔が見えるようになった

――「ソーシャルメディアリーダー」の受賞おめでとうございます。ところでTwitterはいつ頃から始めましたか?
伊藤 栃木ブレックス在籍時の2012年(3月)頃だったと思います。当初はブログをメインにやっていたのですが、どうしても文が長くなってしまって。(Twitterの)140字で収める作業が性に合ったのか、ちょうど良かったですね。ブログを定期的にキッチリ書くこともありましたが。

――始めたきっかけは?
伊藤 その当時はメディアさんに取り扱ってもらえる機会が少なかったので、自分たちから何かを発信していかなければいけないなと。もともと、親の影響からか本を読むことが好きで、コラムや文を書くことも好きだったんです。ただ、読書感想文は苦手で、どう書いていいのかわからなかったです(笑)。

――自身の立場が社員選手からプロ選手に変わっていくとともに、発信するものも変わっていきましたか?
伊藤 漠然と誰かに向けて書いているというよりは、プロになったことでお客さんの顔が見えるようになったというか。そういうイメージはありました。

――千葉では広報やモッパーのキャラ立ちにも積極的に取り組んでいますよね。伊藤選手も「イートン」と呼ばれていますし。
伊藤 千葉の公式アカウントを更新している広報担当も、最初から今のようなキャラがあったわけではなかったですし、やりながら何ができるのかを、コミュニケーションを取りながら探り探りやっていたと思うんです。公式アカウントは、スポーツチームの公式のためすごく難しいと思います。チームのことなので試合の勝ち負けはもちろん、何か問題があった時、的にされてしまうので運営が難しかったはずです。広報の三浦(一世)が担当するようになってからは一方的に情報を発信するアカウントではなく、人が人とやりとりをして運営していますよと。途中から本人も顔を出して、全面に出ることによって人間感を出しているアカウントにすることができたと思います。それに救われていることは多々あると思いますし、何かミスが起こった時でもすごく柔軟に対応できていて、ブースターの方も温かく見守ってくれています。僕たち選手は、公式のアカウントではやりづらいテーマに触れることができ、逆に選手ができないことを広報に言ってもらうこともあります。

――スタッフ陣とも連携が取れているんですね。
伊藤 補完し合ってできているかと。(島田慎二)社長も積極的に活用しているので。選手の立場としては、競技に興味を持ってもらって、試合を見に来ていただくことは重要だと思いますが、それだけでは選手一人ひとりを応援して、“推しメンバー”として扱ってもらえるようにならないと思うんです。それぞれにキャラクターをつけて、一人ひとりの選手像を作っていかなければ、愛着を持って取り扱ってもらえないかなと。僕自身はすごく意識していて、この選手にはこんなキャラクターがある、こんな見方ができる、こんな楽しみ方ができる、ということを提案していけるように、チームメートにも絡んでいます。

1/2ページ

あなたにおすすめの記事