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黒部でカウベルト始まる クマ近づけさせないで

6/14(木) 15:27配信

北日本新聞

 クマやサル、イノシシなどの野生動物と人とのすみ分けを図るカウベルト(牛の放牧帯)事業が14日、黒部市阿古屋野地区で始まり、牛2頭を山林に放牧した。

 カウベルトは、牛が野草を食べることで景観を保全するとともに、野生動物が人里に近づくのを防ぐ狙いがある。同市では2007年から毎年実施している。同地区では11月ごろまで、立山町の畜産農家から借り受けた妊娠中の和牛2頭をソーラー電気牧柵で囲んだ約1・8ヘクタールに放す。里山整備に取り組む「阿古屋野森づくりクラブ」(広瀬昭元会長)が餌やりや、電気牧柵の管理などに当たる。

 14日は放牧式があり、田家保育所(中谷久實子所長)の年長児27人が牛にカヤなどの餌を与え、「元気でね」と声を掛けた。

 15日からは同市内山地区と宇奈月温泉スキー場でも同事業がスタートする。

北日本新聞社

最終更新:6/28(木) 12:02
北日本新聞