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町有地賃料の監査請求棄却 すさみ町

6/14(木) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県すさみ町が同町口和深の町有地を民間業者に安価で貸して町に損害を与えているとする住民監査請求について、町監査委員は「理由がない」として棄却し、8日付で公表した。町の賃料と、同じ使い方をする近くの民有地の賃貸額が同じであることなどから「町が損害を被った事実がなく、不当であるとはいえない」と判断した。

 請求などによると、町はメガソーラー発電を計画している岡山県の事業者に、3077平方メートルの町有地を年額2万9785円で貸す契約を結んでいる。1平方メートル当たり9・6円の計算になる。

 一方、近くにある別の土地を持つ滋賀県の会社は、登記簿によると、その土地を同じ岡山の事業者に1平方メートル当たり年額約95円で貸しているとして、町内の男性3人が「町の賃貸料は著しく安価だ」と4月に監査請求していた。

 監査委員は、町が貸した土地はメガソーラー発電計画では森林として残し、滋賀の会社が貸した土地はソーラーパネルを置く場所で用途が異なり「一概に比較できない」と判断した。また、森林として残す別の民間の土地の賃料は9・6円になっていることも請求棄却の理由に挙げた。

最終更新:6/14(木) 17:00
紀伊民報