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太田敦也『チームバスケットの潤滑油』としての責任感「気持ち良くやらせたい」

6/15(金) 7:50配信

バスケット・カウント

ファジーカスと八村の加入で「テンポは早くなる」

文=鈴木健一郎 写真=野口岳彦、鈴木栄一


ニック・ファジーカスと八村塁が加わったことでAKATSUKI FIVEのインサイド陣は様変わりした。2人ともフリオ・ラマスの下でプレーするのは初となるが、センターとパワーフォワードの1番手を務めることになりそうだ。そんな中、日本代表のインサイドを長年支えてきた太田敦也は、どうすれば彼らがもたらすチームのレベルアップを最大化できるかを考えている。

「僕自身に求められるのは中で身体を張ることで、そこは変わらないでしょうけど、塁とかニックの出方で僕の役割はどんどん変わってくると思います。ディフェンスは今まで通りでいいけど、オフェンスで彼らをどれだけ気持ち良くやらせてあげられるかを意識しています」

八村の資質とファジーカスの実力は太田も認めるところ。「塁は身体能力と向こうでやってきた技術があります。ニックは安心してボールを任せられるし、彼自身の得点能力がすごく高いです。チームの得点力が上がったのはもちろん、展開が早くなると感じています。ヘッドコーチのやろうとしているバスケ自体が変わるわけではないのですが、どんどん展開が早くなっていて、そこはすごく良いことだと思います」

その変化とは具体的にどういうことなのか。個人がもたらすであろうチームスタイルの変化を太田はこう説明する。「塁はリバウンドを取ったら自分で持っていけます。3番や4番の選手が自分で持っていけると、一度ガードにボールを預けることがなくなりテンポは上がります。ニックはスピードがあるわけじゃないんですけど、タッチダウンパスのように、リバウンドを取った深い位置からいきなりパスを展開できる。それでバスケの印象は随分変わると思います」

ド派手な2人と比べると、太田は決して派手な選手ではない。「全く違いますね。マジで目立たないとは思います」と太田は笑うが、自分の特徴がチームに何をもたらせるかは理解している。「僕が入ることで流れが良くなる、パスが回る、ボールが止まって1on1で無理に攻めていた状況が変わるという、チームバスケが見られるようになればと思います」

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