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「風ないス」って何なんスか? リモコンに謎のボタン、ダイキンに聞く 「カビないス」「ニオイないス」も

6/15(金) 7:00配信

withnews

 エアコンのリモコンについている「風ないス」のボタン。いったいどんな機能なのか、とネット上で注目を集めています。ダイキン工業に取材すると、「カビないス」「ニオイないス運転」といった機能もあることがわかりました。

【画像】これが「風ないス」ボタン。その機能を写真や図で紹介。最上位機種で使われている別の名称も紹介

「分かんないスね」

 今月10日にツイッター投稿された画像。ホテルに設置されていたというダイキン工業のエアコンのリモコンが写っています。

 「温度」「風量」「風向」といったボタンの他に、「風ないス」と書かれたボタンもあります。

 この投稿に対して、「分かんないスね」「うちもダイキンなんですけど、いっつも謎を感じてます」といったコメントが寄せられています。

ホームページに答えが

 いったいどんな機能なのか? ダイキン工業のホームページの「よくあるご質問」を見ると、答えが書かれていました。

 Q:風ないス運転とはなんですか?

 A:風量と上下風向を自動で調節して、風が直接体に当たりにくくします。運転モードが冷房・除湿冷房・美肌冷房・除湿の時はフラップを上向きに、暖房・加湿暖房・美肌暖房の時はフラップを下向きにします。

 ダイキン工業コーポレートコミュニケーション室の担当者に尋ねると、もう少しわかりやすく説明してもらえました。

 「体に直接風を当てることなく、快適な空間を作るための機能なんです」

「カビないス」もあります

 「風ないス」機能が採用されたのは2005年。現行エアコンにも採用されていますが、最上位の機種では「サーキュレーション気流」といった表現になっているものもあるそうです。

 名称の由来は、風が直接あたらない「風ない」と「ナイス」を合わせたものだといいます。

 「商品開発者たちの間で、『風、ないっスね』『これナイスだよね』と言い合うなかで決まった名称とのことです。当時の開発者たちがまだ若かったこともあり、『~っス』というような話し方もよくしてたそうで、そういうニュアンスも含まれるそうです」

 「風ないス」に前後して、「カビないス」「ニオイないス運転」という機能も誕生しています。

 「カビないス」は、冷房や除湿運転後に室内機内を乾燥させ、カビやニオイの発生を抑える機能。カビだけを抑えるものではないことから、その後「内部クリーン」に変更されています。

 「ニオイないス運転」は、冷房・除湿運転開始時に室内ユニットの中にこもったいやなニオイを抑えてから風を送り出す機能です。

なぜユニークな名前に?

 なぜ、このようなユニークな名前の機能が続々誕生したのか?

 「当時はまだ、当社の代表機種『うるるとさらら』や、キャラクター『ぴちょんくん』が登場したばかりの頃で、業務用エアコン中心の堅い企業イメージだったかと思います。ユーザーのみなさまに親しみを持ってもらいながら、機能がネーミングでわかるようにと、『~ないス』という名前の機能を3つ出しました」

 話題になったことについては、こう話します。

 「話題にしていただけてありがたいですし、狙ってつけたネーミングなので、親しみを持って使っていただけると嬉しいです。今後もみなさまに快適に使っていただけるよう、企画・開発に努めていきたいと思います」

最終更新:6/15(金) 19:26
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