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多彩な生物の画像公開 京大がサイト開設、無償で利用可能

6/15(金) 8:40配信

京都新聞

 サルの行動から細胞レベルの変化まで、多彩な生物の動画と静止画を集めたサイト「KyU Tube Bio(キュー・チューブ・バイオ)」を開設したと、京都大理学研究科が14日発表した。人類進化論や分子発生学など同科の18の研究室が計258点を無償で公開し、教育や研究への活用を促す。
 同科の研究者はフィールドや実験室でさまざまな生命現象を撮影してきたが、公開できる方法は限られていた。同サイトで市民の関心を喚起して研究の裾野を広げる狙いで、非営利の研究・教育目的なら複製や転載、頒布を無償でできる。
 同サイトの研究室ごとに分かれたコーナーから研究者が提供した動画と静止画を見られる。生物の名前、撮影者や場所などに加え、短い解説を付けた。英語でも対応している。
 人類進化論のコーナーでは、ニホンザルが冬に集まってできる「サル団子」の動画など、親しみが感じられるサルの映像や写真が充実。植物生理学のページでは、ダイコンの芽生えの早送りなど教育にも活用できそうな動画コンテンツがそろう。
 より詳しい説明を知りたい人のために、各教室の研究者の連絡先も掲載する。サイト開設の中心になった同科の中川尚史教授は「さらに各研究室で眠るデータを掘り起こし、サイトを充実させたい」と話す。
 同サイトはhttp://kyutubebio.sci.kyoto-u.ac.jp/ja

最終更新:6/15(金) 13:05
京都新聞