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松山、14ホール終え4オーバー…前日ドライバーヘッド割れるハプニング/全米OP

6/15(金) 7:00配信

サンケイスポーツ

 全米オープン選手権第1日(14日=日本時間15日未明、米ニューヨーク州サウサンプトン、シネコックヒルズGC=7445ヤード、パー70)開幕した。昨年大会2位の松山英樹(26)=LEXUS=は14ホールを終えて4オーバー。前日13日の練習時にドライバーのヘッドが割れるトラブルに見舞われ、実戦初投入のドライバーを握った。小平智(28)=Admiral=は16ホールを終えて10オーバー。日本勢は秋吉翔太(27)=ホームテック、星野陸也(22)=フリー=も出場。

 快晴の中、真っ赤なパンツに白いウエア姿の松山はインからスタート。12番(パー4)で第2打をピン左2・5メートルにつけてバーディーを奪った。16番(パー5)ではフェスキューから脱出できずダブルボギー。10ホールを終えて4オーバーと苦しいスタートとなった。

 ただ、歴代王者のロリー・マキロイ(英国)、ジョーダン・スピース(米国)ら有力選手も軒並みスコアを崩し、波乱の幕開けだ。

 松山がティーグラウンドで手にしていたのは、“第3のドライバー”だった。実は開幕前日に緊急事態が発生。ショット練習場で、松山がメーカー担当者に「ドライバー!」と叫んだ。周囲に緊張が走った。

 今週は直近4戦で使用してきた「テーラーメイド・M3 440」ではなく、昨季米ツアー3勝を挙げた「キャロウェイ・グレートビッグバーサ(2015年モデル)」に戻して調整。本番でも使う予定だったが、そのヘッド部分が割れてしまったのだ。

 松山は住友ゴム工業のダンロップと用具契約を結んでいる。ただ1Wについては近年、この2種を使用してきた。ヘッドが割れた後、従来の「M3 440」も再度持ち出して練習。関係者によれば「ビッグバーサ」のスペアもあったが、ギリギリまで“模索”した結果、実戦で初めて「ピン・G400LSテック」の投入に踏み切った。

 開幕前日、「フェアウエーに100%いけば、チャンスは増える。50%だったらピンチばかりになる」と語っていた。フェアウエーはやや広いが、ラフは膝丈ほどのフェスキューが生い茂る。グリーンの傾斜もきつく、定評のあるアイアンショットが鍵。持ち味を生かすも殺すも、フェアウエーキープ次第だ。

 直前のトラブルをはねのけ、松山が日本勢初の海外メジャー制覇へ歩みを進める。