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宇治の一番茶、販売量5.8%減 平均単価も下落

6/15(金) 9:20配信

京都新聞

 京都府山城広域振興局は14日、一番茶の取引が終盤を迎えた宇治茶の販売状況を発表した。春の高温の影響などで販売数量は前年比5・8%減、平均単価は同6・9%減となった。
 11日までのJA全農京都茶市場の取引をまとめた。今年は2月下旬以降、高い気温で推移し、適度な雨量で一気に芽が伸びた一方、芽の数が少なく減産につながったという。
 抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)は、抹茶スイーツブームを受け、静岡や鹿児島など全国的に生産量が伸び、同市場での平均単価は同11・9%下落した。茶市場での販売がほぼ終わった玉露や煎茶などもみ茶は、品薄感から堅調な相場展開となり、平均単価は同1・6%増だった。
 同振興局は「碾茶の全国的な増産傾向は今後も続くだろう。碾茶、もみ茶とも手摘みは数量が増えても価格が維持されている。高級志向のインバウンド(訪日外国人客)の影響があるかもしれない」としている。

最終更新:6/15(金) 9:20
京都新聞