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〔東京外為〕ドル、110円台後半=ユーロ安の余波で上昇(15日午前9時)

6/15(金) 9:30配信

時事通信

 15日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場は、前日のECB決定を受けたユーロ安の余波で買いが強まり、1ドル=110円台後半に上昇している。午前9時現在、1ドル=110円62~64銭と前日(午後5時、109円92~93銭)比70銭のドル高・円安。
 前日の海外市場では、欧州時間は109円90銭台で推移した。その後、ECBが定例理事会で来年夏まで政策金利を据え置く方針を表明するとユーロが急落。ユーロ円よりユーロドルの下げが速く、ドル円は結果的に買いが強まって上伸。米国時間の終盤には110円60銭台まで続伸した。東京時間の早朝も同水準で推移している。
 低金利が予想以上に長期化するECBと利上げ路線の鮮明なFRBで欧米金利差は拡大。「ユーロドルはなお下値を模索する方向」(FX業者)と見込まれる。結果的にドル円は底堅く推移する見通しだが、本日の東京時間は「日銀決定会合と黒田総裁の会見を見極めるムードが強まる」(大手邦銀)とみられ、全般はもみ合いに終始する公算が大きい。日銀決定会合は「現状維持で、総裁会見も無難に終わる」(債券ファンドマネジャー)との見方が強い。
 ユーロは対円、対ドルで急落。東京時間の早朝は下げ一服となっている。午前9時現在、1ユーロ=127円91~93銭(前日午後5時、129円91~92銭)、対ドルでは1.1563~1563ドル(同1.1817~1818ドル)。

最終更新:6/15(金) 11:27
時事通信