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「正恩氏の非核化意志確認」 ポンペオ氏、文氏に説明

6/15(金) 7:55配信

産経新聞

 【ソウル=名村隆寛】ポンペオ米国務長官は14日、訪問先の韓国で文在寅(ムン・ジェイン)大統領、康京和(カン・ギョンファ)外相と相次ぎ会談し、12日にシンガポールで行われた米朝首脳会談について説明した。

 ポンペオ氏は米朝首脳会談に随行しており、韓国大統領府によると、同氏は「金正恩朝鮮労働党委員長の非核化への意志を改めて確認した」と述べ、「速やかに、大きなことを成し遂げたがっているようだった」と説明したという。

 文氏は米朝首脳会談での共同声明を評価し、トランプ米大統領から金氏との会談後に電話で説明を受けたことに謝意を伝えた。

 これに対し、ポンペオ氏は「金氏と文大統領は親しい。北朝鮮の非核化や南北関係発展の過程で金氏と緊密に協議することを望む」と語り、文氏が主導的な役割を果たすよう求めた。

 双方は、米朝首脳会談での合意事項の速やか、かつ完全な履行が重要との認識で一致。また、ポンペオ氏は来週にも北朝鮮高官と交渉する見通しを自ら明らかにしており、文氏らとの会談で次の米朝協議について話し合ったとみられる。

 トランプ氏は米朝首脳会談後の記者会見で、「朝鮮戦争が間もなく終結するとの期待を持っている」と述べ、米韓合同軍事演習を中止する意向や、在韓米軍の縮小、撤収の可能性にまで言及した。

 トランプ発言について韓国大統領府は「正確な意味や意図を把握する必要がある」との見解を示していた。ただ、ポンペオ氏との会談でどの程度話し合われたかは不明だ。韓国大統領府関係者によれば、この日の会談で朝鮮戦争の終戦宣言に関する話はなかった。

 このあとポンペオ氏は14日、ソウルから北京入りし、王毅国務委員兼外相と会談した。習近平国家主席とも会談する予定。

最終更新:6/15(金) 11:01
産経新聞