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「W杯五大勝負」だ!香川Vsハメス、『10番対決』に世界も熱視線

6/15(金) 7:00配信

サンケイスポーツ

 サッカー・日本代表合宿(14日、ロシア・カザン)W杯ロシア大会1次リーグ初戦のコロンビア戦(19日)に向けてMF香川真司(29)ら日本代表は、ベースキャンプを張る当地で初の練習を行った。ブンデスリーガ公式HPはこのほど、ドルトムントの香川とコロンビア代表でバイエルン・ミュンヘンのMFハメス・ロドリゲス(26)の対決を「W杯5大勝負」と伝えた。背番号10同士の決戦ムードが高まってきた。

 冷たい風が頬をなでる夕晴れのカザン。髪を刈り上げて心機一転のMF香川が新たな一歩を踏み出した。スタンド付きのピッチに駆けつけたサポーター約500人のウエーブによる声援を背に、5日後に迫る初戦へと照準を合わせた。

 「サッカーをやるにはいい気候。試合会場も近いようだし、ストレスはない」

 コロンビアのエースMFロドリゲスとの4年越しの再戦が待ち受ける。前回ブラジル大会では、日本戦での1得点を含む6ゴールで得点王に輝いたロドリゲスに対し、香川はノーゴール。第2戦のギリシャ戦ではスタメンを外れる屈辱も味わい、背番号10の明暗はくっきりと分かれた。

 ともにブンデスリーガのクラブに所属し、しのぎを削ってきた。このほどリーグ公式HPはW杯注目の5大勝負として「カガワVSハメス」を特集した。ドルトムントでの香川とバイエルン・ミュンヘンでのロドリゲスの成績を比較し、1次リーグ突破の鍵を握ると伝えた。「(再戦は)縁がある。(ロドリゲスは)相手のキーマン。注意しないといけない」と香川。この日は短時間のランニングによる調整で大一番に備えた。

 左足首の負傷で約3カ月も実戦を遠のいたが、本大会前の最終戦となった12日のパラグアイ戦では1得点&2アシストと輝きを放った。約8カ月ぶりに代表での先発を飾ったトップ下で、MF本田とのポジション争いでリードを奪った。

 一方、基本布陣では香川と同じトップ下のロドリゲスは昨年10月を最後に代表でのゴールから遠のく。「カガワもいるし、ホンダもいる」とのコメントを残しており、日本の背番号10への警戒心を隠そうとしない。ただ、ロドリゲスはロシア入り後に発熱に見舞われたという。

 「コロンビア戦だけに集中したい」と香川。この日は気温18度ながら選手はそろって長袖に身を包んだ。寒さにも負けない熱戦を繰り広げる準備を前線基地で整える。