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ヤクルト、15日にも球団史上初交流王ヤ!石山が炎の15戦0封

6/15(金) 7:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・パ交流戦、西武4-6ヤクルト、3回戦、ヤクルト2勝1敗、14日、メットライフ)日本生命セ・パ交流戦は14日、各地で6試合が行われた。交流戦首位のヤクルトは、西武最終戦(メットライフ)に6-4で逆転勝ちし、セ・リーグ単独2位に立った。2番手以降の救援陣が4回を1安打無失点に抑え、勝利を演出。九回を3者凡退で締めた守護神・石山泰稚投手(29)が11セーブ目を挙げ、連続無失点を15試合に伸ばした。これでチームは6カード連続で勝ち越し、2勝すれば自力で、最速で15日に球団史上初の交流戦最高勝率が決まる。

 あと、アウト3つ-。6-4の九回、守護神・石山はさっそうとマウンドに向かった。先頭の代打・栗山を151キロの直球で空振り三振に斬ると、続く森を見逃し三振、最後の金子侑を投ゴロに仕留め、ホッとしたように笑みを浮かべた。

 「きょうは悪いなりに抑えることができた。しっくりきたボールがない中でもゼロに抑えられたのはよかった」

 今季11セーブ目。救援陣の大黒柱として、この日も存在感を発揮した。春季キャンプから握りを変更したフォークボールを効果的に使い、5月6日の広島戦(神宮)から続く連続無失点も15試合に伸ばした。

 今季、投手キャプテンに指名された石山。「自分はキャプテンらしいことは何もしていないですよ」と笑うが、実は開幕前に投手陣を集め、募る思いをこう伝えていた。

 「『ヤクルトは投手が良ければ…』と毎年言われているのは嫌でも耳に入ってくる。投手はマウンドで孤独だけれど、周りのサポートに感謝して、それぞれが自分の投球をしよう」

 開幕当初はカラシティーが守護神を務めたが、不調で2軍に降格。突然回ってきた抑えの大役を果たしている。序盤こそ低迷していたチーム防御率も、交流戦では12球団で2番目の3・00。投手陣の奮闘が交流戦での好調を支え、その投手陣を石山が引っ張っている。

 小川監督は「非常にいい攻撃だったし、粘りのある、いいつなぎだった」と打線に手応えをにじませながら「(2番手の)原が相手の勢いを止めてくれた。そういうところが攻撃につながった」と続けた。先発のハフが5回0/3を4失点で降板すると、その後を3投手が4回1安打無失点とピシャリ。強力な西武打線の勢いを止め、逆転勝利につなげた。

 チームは6カード連続で勝ち越し。15日にも球団史上初の交流戦最高勝率が決まる。15日からは札幌ドームでの日本ハム3連戦。過去にセ・リーグでは巨人しかなし得ていない“交流王”の座へ、ヤクルトが“予測不能のドラマ”を北の大地で完結させる。

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