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<京大>立て看板、西部構内に設置場所 学外から見える位置

6/15(金) 9:54配信

毎日新聞

 京都大は吉田キャンパス(京都市左京区)周囲の立て看板規制について13日、新たに学外から見える西部構内に設置場所を設ける方針を示した。昨年12月に決めた規定では、設置は本部敷地▽吉田南▽北部のキャンパス内の計6カ所に限定され、規制に反対する一部学生や教職員らから「学外者や市民に大学の内情や学生の思いを知ってもらう機会が失われる」などの意見が出ていた。京大は「学生の意見や要望などを踏まえ、対応を図った」と説明している。【菅沼舞】

 新設場所は道路からも立て看板が見える位置という。大学側がフレームなどを設けて倒れないようにするなど安全に配慮するほか、色彩などが京都市の屋外広告物に関する条例の基準に適合するよう設置要領を定める方針。また、現行の1公認団体につき1枚・設置期間30日までを、1団体につき2枚・60日までに緩和する。

 一方、非公認団体に設置を認めない姿勢は維持する。学生有志の団体「それいけ! タテカンマン」は先月28日、設置を認めない理由について説明を求める山極寿一学長宛ての公開質問状を今月11日を回答期限として提出していたが、同団体によると、「差出人が不明なものについては回答できない」「学生からの意見についてはすべて『意見箱』で受け付ける」などとするだけで質問に対する回答はなかったという。

 京大の立て看板規制を巡っては、大学当局による撤去と、規制に反対する学生や団体らによる設置のいたちごっこが続いている。京大は今月7日、4回目の撤去に踏み切ったが、14日現在、百万遍交差点に面した本部敷地の北西角の石垣に立て看板1枚と畳11枚が立てられている。

最終更新:6/15(金) 10:24
毎日新聞