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NECとマクロミル、AIと調査パネルを活用したマーケティングサービスを共同開発

6/15(金) 7:26配信

ITmedia マーケティング

 NECとマクロミルは2018年6月12日、生活者データの利活用領域における協業を2018年4月から開始したと発表した。NECの人工知能(AI)技術群「NEC the WISE」と、マクロミルが持つ90カ国9000万人以上のパネルネットワークを組み合わせ、新たな企業向けマーケティングソリューションを共同開発する。協業の概要は以下の通りだ。

 具体的には、まずNECが持つAI技術「顧客プロフィール推定技術」を活用してマクロミルが持つ生活者データの不足項目を補完・拡充する。顧客プロフィール推定技術は、独自の関係マイニング技術を活用し、顧客一人一人の詳細なプロフィールを高精度かつ全自動で推定するもの。これにより、顧客企業のより精緻なマーケティング活動への貢献を目指す。

 また、離れた場所から視線の方向をリアルタイムかつ高精度に検知する「遠隔視線推定技術」など、NECが持つセンシング技術をマクロミルの会場調査に取り入れることで、回答者の目に止まったポイントや視聴滞留時間を可視化。可視化したデータから生活者のより本音に近い選好傾向を分析する。

 NECの「dotData - 予測分析自動化」を活用した企業のマーケティング活動支援も実施する。dotDataは、予測分析における特徴量設計と予測モデル設計を自動化した分析ツール。今回提供するソリューションでは、マーケティング用に整備されたデータを一定規模保有する企業だけでなく、保有しない企業い対しても高精度なデータ分析を実施。自社データだけでは想像しなかったような分析結果を出し、より効果的な活動を可能にするサポートを提供する。

 両社は、これらのサービスを2019年に開始することを目指す。サービス開始に向けた生活者データの補完および遠隔視線推定技術を用いた会場調査の高度化については2018年4月から実証実験を実施している。