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阪神・金本監督、拙攻地獄…全イニング出塁もあぁ12残塁

6/15(金) 5:00配信

サンケイスポーツ

 (セ・パ交流戦、日本ハム11-3阪神、3回戦、日本ハム2勝1敗、14日、札幌D)大、大、大拙攻! 阪神は11安打を放ちながら3得点しか奪えない拙攻で、日本ハムに敗戦。札幌ドームの日本ハム戦では2010年に2連勝して以来、今年も勝ち越せなかった。金本知憲監督(50)は打線の復調に手応えを感じつつも、つながらない攻撃陣にさらなる奮起をうながした。15日からは仙台に移動して楽天戦。出直しや!

 終盤まで、なかなか火がつかなかった。だが確かに、くすぶっていた打線が燃えはじめている。はるばるやってきた北の大地で、カード初戦を取りながら連敗。試合中も何度も顔をしかめた金本監督だったが、打線の復調は確信に変わった。

 「いっときのね、ずっとヒットが出ない状態ではないから。だいぶん、皆、調子が上がってきているから。あとは得点圏、チャンスでヒットが出るようになれば点も入るようになるし、そこは僕は前向きに考えたい」

 序盤に攻めきりたかった。初対戦となった日本ハムのマルティネスを、毎回走者を出して攻めたが、あと一本が出ない。六回までに4度も先頭打者が安打で出塁したが“決定力不足”で7回6安打無得点。その間に先発・秋山がこらえられなくなり0-8。だが、ここから反発力はみせた。

 八回に福留が右越え5号2ランを放つと、2番手左腕の公文にこの回、4安打を浴びせ、今季初の3試合連続2桁安打。2-8の九回にも途中出場の俊介が右中間へ適時二塁打。12残塁でも、最後までファイティングポーズを取り続けた。

 残った結果は厳しいが前は向ける。いや、向くしかない。札幌ドームでは2010年を最後に連勝、勝ち越しともになく11年から4勝10敗の「鬼門」。これで交流戦全5カード連続で勝ち越しなしとなり、ワーストタイの借金3に逆戻り。5月23日以来の5位転落となってしまった。苦境でも、とにかく打ち勝っていくしかない。

 「こういうときこそ打線がね。今まで投手にお世話になっているんですから、打線が。何とか上向いてきているので、そういう試合ができればもっと波に乗っていけると思うんで」

 将も言葉に力を込める。打たれても打ち返す。肌寒い北海道に別れを告げ、虎打線はもっとアツさを取り戻す。