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(朝鮮日報日本語版) 韓米防衛当局、8月実施予定の合同軍事演習延期を検討

6/15(金) 9:53配信

朝鮮日報日本語版

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、米国のドナルド・トランプ大統領が言及した韓米合同軍事演習の中止に関連して「北朝鮮に対する軍事的圧迫の柔軟な変化が必要。韓米合同演習(の中止)も慎重に検討したい」と語った。「北朝鮮が真剣に非核化措置を実践し、南北・米朝間の誠実な対話が続く場合」というただし書きを付けはしたが、事実上、韓米合同演習を中止したいという意味だと解釈されている。

 文大統領は14日、韓国大統領府(青瓦台)で主催した国家安全保障会議(NSC)の全体会議においてこのような意向を表明し「具体的な内容は米国と緊密に協議せよ」と指示した。トランプ大統領が今月12日の米朝首脳会談の後、「北朝鮮と核交渉を進める間、韓米合同演習を中止したい」と宣言してからわずか2日でのことだ。14日の会議では、今年8月に予定されている乙支フリーダム・ガーディアン(UFG)演習を中止する案を検討したといわれている。今後、キーリゾルブ(KR)、フォールイーグル(FE)演習などを中止する可能性も持ち上がっている。

 韓国国防部(省に相当)の宋永武(ソン・ヨンム)長官は14日夜、米国のジェームズ・マティス国防長官と電話会談を行い、このような文大統領の意向を伝えた。両長官はUFGを含む韓米合同演習全般について深く意見を交わした、と国防部はコメントした。韓米両国は可能な限り速やかに、これを話し合うための国防トップ会談を行うこととした。

 フランス通信(AFP)は14日、米国政府関係者の話を引用して「米国は韓半島(朝鮮半島)において、主要な軍事演習を無期限延期することにした」と伝えた。またCNNテレビは「米国政府が、早ければ14日(韓国時間で15日)にUFG中止を発表する予定」と報じた。北朝鮮は14日、板門店で開かれた南北将官級軍事会談で、韓米合同演習中止を要求した。韓国政府は、これに「韓米間で協議している」と応じた。

 一方、韓国を訪れているマイク・ポンペオ米国務長官は14日、韓米日外相会談後の共同記者会見で「完全な非核化の前に(北朝鮮)制裁の解除はないだろう」と強調した。