ここから本文です

道東スルメイカ、今年も不漁か 資源調査、初の「ゼロ」

6/15(金) 6:32配信

北海道新聞

 【釧路】道立総合研究機構釧路水試(釧路水試)は14日、道東太平洋でのスルメイカの資源調査結果を発表した。調査を始めた1993年以来初めて漁獲がなく、釧路水試は記録的不漁だった昨年よりも状況は悪化したとみている。

【動画】オシドリ引っ越し ヒナよちよち

 同水試所属の調査船「北辰丸」(255トン)が今月5~11日、イカ釣り機5台で道東太平洋沖の5地点を調査。各地点で5時間ずつ調べた結果、漁獲はゼロだった。昨年の調査では24匹漁獲したものの、実際の漁期に拠点港・釧路港でイカ釣り漁で水揚げされたスルメイカは統計が残る57年以来初めてゼロだった。

 2015年までの7年間は調査時に8~268匹の漁獲があり、水揚げ量は2千~3千トンで推移していたが、16年は286トンに激減した。

 釧路水試の沢村正幸主査は「今年の海水温は全体的に昨年よりも高く、スルメイカが好む漁場が形成されやすい環境。回遊する資源量自体が減っているのではないか」と分析する。

北海道新聞

最終更新:6/15(金) 6:32
北海道新聞