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ソフトB、とうとうBクラスに転落…15日にも交流戦4連覇消滅 「1番城所」不発

6/15(金) 10:30配信

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク4-6巨人(14日・ヤフオクドーム)

 とうとうBクラスに転落した。リーグ最多に並ぶ8勝目を目指した石川柊太投手(26)が3発を浴びて逆転負け。大胆な打線改造も実らず、3カード連続の負け越しでリーグではオリックスに抜かれて4位となった。6月以降、60試合以上を消化してのBクラスは2013年以来で、工藤ホークスは4年目で初。5位ロッテの足音も聞こえてきた中、きょうにも交流戦4年連続勝率1位が消える。

【写真】代打福田が空振り三振で試合終了。幕切れを見届けたソフトバンクベンチとスタンドの観客

■「1番城所」不発

 9回に1点を加えられたホークスに、反撃の余力は残っていなかった。チーム勝ち頭の石川を立てての手痛い黒星。セ・リーグ首位の広島に3連勝したオリックスと入れ替わり、4位に転落した。6月以降、60戦以降では5年ぶりのBクラス。就任後初の屈辱となった工藤監督は険しい表情で会見場に現れた。

 「苦しいのは間違いないですけどね。でも、このメンバーでやっていかないといけない。先発もリリーフも、試合に出た人も苦しいのは十分に分かっている。その中でも何とかしないといけない」

 投打の計算式が機能しなかった。リーグトップタイの8勝目を狙った石川が両軍5発が乱れ飛んだ空中戦の餌食になった。2回、阿部に先制ソロを被弾。すぐに松田の2ランでひっくり返したのもつかの間、4回に岡本の2ランで再び逆転された。同点に追いついた直後の6回は先頭の坂本勇にソロを献上。「本塁打を許した球が高かったのが反省。野手の皆さんが点を取ってくれたのに踏ん張れなかった。申し訳ないのひと言」。2年連続で巨人に屈した右腕は、自己ワーストの3被弾を悔いた。

 今季初めて1番に城所を据えるなどテコ入れを図った打線も裏目に出た。1~5番が無安打。クリーンアップ全員ノーヒットは今季60試合目で初だった。工藤監督は「向こうは先頭が5度出てこっちは1度。先頭が出るか出ないかの差が出たのでは」と分析。ドラフト1位ルーキー鍬原から4点を奪いながら、7三振を奪われて押し切られプロ初勝利を献上した。

 リーグ最多の被弾数は74本となり、巨人に2年連続で負け越し。3カード続けてのカード負け越しは、交流戦では2012年の5カード連続以来となった。14日に通算200勝に到達した得意の交流戦は6連勝で滑り出しながら、その後は2勝6敗。きょう15日の広島戦に敗れ、ヤクルトが日本ハムに勝つと4年連続勝率1位が完全消滅する。

 首位西武とのゲーム差は4・5のまま、4月11日以来の4位転落。5位ロッテも1・5差に迫りパ・リーグは戦国の様相を呈してきた。「しっかりまたみんなで引き締めて次のカードを戦っていく。明日は3倍気合を入れてきます」と指揮官は語気を強めた。Bクラス。王者に似つかわしくないむなしい響きを反発力に変えるしかない。

西日本スポーツ

最終更新:6/15(金) 12:06
西日本スポーツ

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