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子宮頸がんワクチン、中止から5年…「勧奨」巡り議論続く

6/15(金) 10:29配信

読売新聞(ヨミドクター)

 子宮頸(けい)がんの原因ウイルスの感染を防ぐHPVワクチンの勧奨を、厚生労働省が中止して丸5年となる14日、接種後の症状に苦しむ女性たちが記者会見し、定期接種から外すよう訴えた。

 同ワクチンを巡っては、副作用を訴える女性たちが訴訟を起こしている一方で、日本産科婦人科学会などは勧奨の再開を強く求めている。

 記者会見した山梨県内の望月瑠菜さん(19)は「進学や就職の道を進んだ友人たちから取り残されるのが一番つらい」と訴えた。

 厚労省は「当面はワクチンについて十分な情報提供が行われているか評価する」と勧奨再開には慎重だ。

 同ワクチンは世界70か国以上で定期接種化されているが、国内では2013年4月に定期接種になった頃から、接種後の体の痛みなどの症状の訴えが相次ぎ、厚労省は同年6月14日、適切な情報提供ができるまでの勧奨中止を決めた。