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ユンケル欧州委員長:トランプ大統領に「残忍な殺人者」と呼ばれた

6/15(金) 10:07配信

Bloomberg

欧州委員会のユンケル委員長は14日、カナダで開かれた主要7カ国首脳会議(G7サミット)でトランプ米大統領から「殺人者」と呼ばれたことを明らかにした。米国と最も親密な同盟諸国との間で個人的および政策的な緊張関係が拡大していることを示唆するものだ。

ユンケル委員長はドイツのバイエルン州議会での演説で「トランプ大統領は先週、『あなたは残忍な殺人者だ』と私に言った」ことを明らかにした上で、「ルクセンブルクが米国にとってこうした脅威になったのは初めてだ。褒め言葉のつもりだったと思うが、私は確信が持てない」と述べた。

こうした発言はトランプ大統領の保護主義的な姿勢に加え、気候変動対策やイランの核開発阻止に関する画期的な国際合意からの撤退、北大西洋条約機構(NATO)加盟各国の負担を巡る批判で大統領が混乱の原因をもたらしていることを象徴している。また、8、9両日に開催されたG7サミットで、米国とそれ以外の国との間に生じた不和をさらに裏付けるものでもある。

ユンケル委員長が「残忍な殺人者」の発言に言及したのは、米国の輸入関税をあらためて批判した時だった。輸入関税はトランプ大統領が国家安全保障を根拠に正当化しているが、世界からはその主張は受け入れられていない。

原題:EU’s Juncker Says He Was Called ‘Brutal Killer’ by Trump (1)(抜粋)

Jonathan Stearns, Oliver Sachgau

最終更新:6/15(金) 10:07
Bloomberg

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