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東海大ルーキー・須崎乃亥、3000m障害制す 初の全国タイトルも「まだCチーム」

6/17(日) 15:17配信

スポーツ報知

 陸上の日本学生個人選手権が17日、神奈川・Shonan BMWスタジアム平塚で行われ、男子3000メートル障害で須崎乃亥(のい、東海大1年)が8分52秒28で制した。大会記録(8分51秒79)に迫る好記録に「最低でも8分台、と思っていた。自己記録(8分58秒89)も更新できて良かった」と笑顔を見せた。

 エリート軍団のルーキーが、自身初めての全国タイトルを獲得した。2000メートル過ぎまで2番手でレースを進めると、ラスト1周からギアチェンジ。「思い切っていけた」と華麗なラストスパートで昨年大会4位の田村丈哉(帝京大3年)をかわし、トップでゴールした。

 昨年の全国高校総体6位入賞の実力者も、先月の関東学生対校選手権(関東インカレ)は、東海大の層の厚さを前に代表落ち。膝の故障もあって、5月中旬から練習を再開した。「関東インカレに出場できなかった悔しさを晴らしたい思いもあった」。10日の日体大長距離競技会では5000メートルで14分34秒75と自己記録を更新し、勢いに乗った。

 関東インカレに出場した東海大の全3選手は入賞を果たしたが、須崎もそこに食らいつく中で記録を伸ばした。「どうにかして強い先輩方に追いつきたい。まだCチームだけど、自分の武器を磨いていきたい」。西出仁明コーチも「今はCチームだが、5000メートルのタイムを持っていないだけ。素質は十分ある」と太鼓判を押す。

 名前の「乃亥(のい)」の由来について「(両親に)聞いたことはないけど、自分の自慢なんです。アルファベットで書くと『NOI』って、ナンバーワン(NO1)みたいじゃないですか」。初めてのナンバーワンを胸に、これからも走り続ける。

最終更新:6/17(日) 15:20
スポーツ報知