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日清食品 青汁に参入 話題の素材“モリンガ”着目

6/18(月) 15:57配信

食品新聞

日清食品が青汁(粉末タイプ)市場に参入した。次世代スーパーフードとして注目されている「モリンガ」の青葉を使用した粉末飲料「奇跡のモリンガ青汁」(3.5g×30包、税別4千800円)で、18日から同グループのオンラインストアで発売開始した。

モリンガは、主にインド、アフリカ、南米、東南アジアなどに自生している植物で、強い生命力を持つことから“奇跡の木”とも呼ばれている。特に注目されているのが、90種類以上もの豊富な栄養素を含んでいる点。

同社がモリンガ粉末と各食品100g当たりの栄養成分量を比較したところ、鉄分は生プルーンの112倍、GABAは発芽玄米の20倍、カルシウムは大麦若葉の6倍、全9種類の必須アミノ酸をすべて、食物繊維、水溶性食物繊維、不溶性食物繊維などをバランスよく含む等々、多くの栄養素で圧倒的な栄養価を持っていることが分かった。

今回、原料には有機JAS認定、アメリカ、EUのオーガニック認証を取得した農場で栽培され、手摘みで厳選した良質な有機栽培モリンガの青葉を100%使用。これに植物由来のリフレクト乳酸菌200億個、オリゴ糖などを配合することで、高い栄養価を持ちながら、通常の青汁と比べ、苦みがなくスッキリとした飲みやすい味わいに仕上げた。

商品開発を担当した櫻木孝典日清食品マーケティング部新領域開発グループブランドマネージャーは「ここ数年、青汁市場が伸びている。青汁に使用されている素材としては、大麦若葉やユーグレナがあるが、モリンガの栄養素を分析したところ、大麦若葉やユーグレナと比べ、栄養素が多く入っていることが分かった。加えて、乳酸菌やオリゴ糖なども配合することで、健康により役立つ商品に仕上げた」と自信を見せた。

鶴田加奈子つるた鷺ノ宮クリニック副院長によれば、モリンガを継続摂取することで糖尿病、高血圧、動脈硬化といった生活習慣病の改善や予防効果が期待されるほか、「認知症の原因物質である『アミロイドβ』の生成を抑制する効果が認められ、ラットの動物実験では認知症の予防に加え、改善させたという研究もある。薬は主に一つの病気を単独で改善させるものだが、自然由来のモリンガは、たくさんの有益な栄養素をたっぷりと摂取することができるので、多方面から効果的に病気を予防できる可能性がある」という。

14日に同社本社で開催した「奇跡のモリンガ青汁」新商品発表会では、青汁に加え、同商品を使用したモリンガスープ、モリンガヨーグルト、モリンガオープンサンドなどのレシピを紹介。生活者の健康意識が高まる中、スープ、ヨーグルトや料理などに混ぜて手軽に摂れる新たな健康素材として、今後、モリンガへの注目がさらに高まりそうだ。

最終更新:6/18(月) 15:57
食品新聞