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ホンダF1、2008年以来のエンジン2チーム供給に「”ワークスチーム”を決める意味はない」

6/19(火) 19:28配信

motorsport.com 日本版

 ホンダは、来季からレッドブルとパワーユニット(PU)供給契約を結んだことを発表。これでホンダはトロロッソと合わせ、2チームにPUを供給することになるが、どちらかをワークスチームと位置付けるつもりはないようだ。

【動画】レッドブルF1、250戦の歩み:2005~2018

 レッドブルは2006年から続いていたルノーとの関係を解消し、2019年からホンダPUを搭載することとなった。これにより、昨年までホンダと提携していたマクラーレンのように、レッドブルはホンダのワークスチームという立場を手に入れるとみられていた。

 マクラーレンはホンダPUの単独供給を受けていたため、2019年からはスーパーアグリが2008年途中にF1撤退して以来初めて、ホンダは2チームにエンジン(PU)供給をすることになる。

 ホンダの山本雅史モータースポーツ部長は、レッドブルとトロロッソの関係について、次のように語った。

「現行のレギュレーションでは、PUを供給する全チームに同一仕様のPUを供給しなければいけません。ですからマニュファクチャラーの立場から見て、どちらかのチームをワークス、どちらかをカスタマーと決めるのは理にかなっていません」

「その意味で、今回の契約は3者が対等な位置に置かれています」

「トロロッソの時と同じように、今回の契約に関する対話を通じて、私たちはレッドブルからの誠実さを感じました」

「過去3年、F1で難しい時期を過ごしていた私たちに対して、そのような態度を示してくれたことに感謝しています」

 トロロッソは、今年の第2戦バーレーンGPでピエール・ガスリーが4位を獲得。2015年にホンダがF1に復帰してからの最高成績を記録した。以降、アゼルバイジャンGPとモナコGPでポイントを獲得したトロロッソは、ハースやザウバー、ウイリアムズを上回り、現在コンストラクターズランキング7位となっている。

 山本部長は「ホンダとトロロッソの関係は変わらない」とし、レッドブルとの提携発表によって、2018シーズンの目標がブレることはないと主張した。

「レギュレーションの許す範囲内で、両チームとホンダの相互交流が起こることを期待しています」

「第2戦で4位を獲得できたのは素晴らしい結果でした。しかしその後は、いくらか浮き沈みがあります」

「このスポーツで働く人々の大部分とファンにとっては、とても興味深いシーズンになっています。マシンのセットアップやトラックの特性次第で、中団争いの結果が異なるからです」

「我々は現在、今シーズン残りのレースでさらに良い結果を得るため、さらなる改善を目指して開発に取り組んでいます」

Scott Mitchell

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