ここから本文です

「しんど」「つなみ」もルビ 大阪北部地震、NHK対応の理由

6/19(火) 10:00配信

BuzzFeed Japan

大阪北部地震を受け、「震度」「津波」など簡単な漢字にもふりがなをするNHKの対応に改めて注目が集まっている。BuzzFeed Newsは、NHKに開始時期や詳しい理由を聞いた。【BuzzFeed Japan / 神庭亮介】

【写真】大阪で地震、乗客を降ろす“はしご“代わりに使われたのは

「大阪」「心肺停止」簡単な漢字にも

6月18日午前7時58分ごろに発生した、大阪北部地震。NHKは画面右上に表示した字幕に、ひらがなのルビをふって放送した。

「大阪」「心肺停止」など小学校で習うレベルの漢字にも、かなが表示されている。

Twitterでは「外国人にも伝わるようにという配慮だと思います」「配慮を感じる」といった声が広がっている。

一方で、読みづらさを指摘する声もあがっている。ルビが漢字の上についたり、下についたりと位置がまばらなためだ。

子どもや外国人に配慮

NHK広報局は、ふりがなを表示する理由について次のように説明した。

《ふりがなの付加は、小さな子どもを含めた様々な世代の視聴者の方に、より伝わりやすく分かりやすい画面表記にするとともに、外国人の方にも少しでも分かりやすい放送にしようと始めました》

外国人のなかには「漢字は難しくて読めないが、ひらがななら読める」という人も少なくない。こうした人たちへの配慮だという。

いつから実施?

NHKによると、初めて実施したのは、2016年11月22日。福島・茨城・栃木で震度5弱の地震があり、沿岸に津波警報が出された時だ。

NHKは当時「つなみ! にげて!」「すぐ にげて!」など平易な字幕で避難を呼びかけ、「わかりやすい」「工夫している」と話題を呼んだ。

以降、震度5弱以上の地震の際などには、ルビを表示している。

《こうした対応は、大規模災害のほか、必要性が高いと判断した場合に実施することにしています。具体的には、▽大津波警報・津波警報・津波注意報、▽震度5弱以上の地震、▽特別警報発表時など、減災などのために必要性が高いと判断した場合に実施する方針です》

民放にも広がるか

日本テレビなどの民放はいまのところルビをふっていない。今後、NHKのような取り組みが広がるか、注目される。

最終更新:6/19(火) 11:59
BuzzFeed Japan