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車と衝突、救急車横転 富山の交差点

6/19(火) 0:42配信

北日本新聞

■脳出血患者搬送中 上市消防署

 18日午後8時55分ごろ、富山市天正寺の県道交差点で、県東部消防組合上市消防署の救急車が乗用車と衝突、横転した。県東部消防組合などによると、救急車は脳出血の女性(73)を、かみいち総合病院から県立中央病院へ転院搬送中だった。女性は約30分後、要請を受けた富山消防署の救急車で県立中央病院に運ばれた。

 富山中央署によると、上市消防署の救急車は、男性救急隊員(42)が運転し、患者と救急隊員2人、かみいち総合病院の医師、患者の家族の計5人が同乗。乗用車は富山市の男性会社員(54)が運転していた。現場は信号機のある交差点で、同署が詳しい状況を調べている。

 目撃した20代男性によると、救急車はサイレンを鳴らして速度を落としながら交差点に進入、その直後に救急車の左後部に乗用車がぶつかった。 

 県東部消防組合や上市消防署によると、午後8時21分に転院搬送の要請を受け、同39分にかみいち総合病院を出発し、同55分に事故が起きた。応援要請を受けた富山消防署の救急車が事故の8分後に現場に到着、約30分後の午後9時27分に患者や乗っていた救急隊員らを県立中央病院に搬送したという。

 現場は交通規制が敷かれ、心配そうに見つめる人であふれた。近くに住む20代女性は「救急車のサイレンが聞こえた後に『ガシャーン』という大きな音がした」と驚いた様子で話した。

 事故を受け、上市消防署の神谷一成副署長は「二度とこのようなことが起きないよう指導を徹底していく」と話した。

北日本新聞社

最終更新:6/19(火) 10:26
北日本新聞