ここから本文です

“2年後、距離は無くなる” docomoが描く5Gの世界とは?

6/20(水) 18:05配信

bouncy

「距離という概念はなくなり、自宅にいながら、なんでもできる世界が来ます」と、
「5G」の技術開発を進めるNTTドコモの5Gイノベーション推進室室長が力強く語った。

次世代通信規格「5G」は、2020年の商用サービス開始を目標に、総務省が技術開発を進めている新たな通信技術。

その特徴として、LTEの100倍を超える「高速通信」、LTEの1000倍ものユーザーを収容できる「大容量化」、無線区間の「低遅延化」、多数の端末との「同時接続」、そして「低コスト」「低消費電力」などが挙げられる。

5月末、NTTドコモが描く5G後のテクノロジーやエンターテインメントのあり方を、5G Tokyo Bay Summit 2018で発表した。

そのコンテンツを一足先に体験させてもらった。そこには、「21エモン」や「トータル・リコール」を初めて見た時と同じ衝撃で溢れていた。

スポーツ×ARというエンタメの革命

スマートフォンなどのデバイスやアプリケーションの進化による、消費者ニーズの変化は顕著だ。家庭用ゲーム機、音楽CDなどの売り上げ、スポーツ番組の数は激減し、逆にコンサート入場料収入、プロ野球の入場者数は増加。つまり、消費者のニーズが「購買型」から「体験型」へとシフトしていることがうかがえる。

このような消費者ニーズの変化にともない、エンタメ業界はより鮮烈な「体験価値」を提供するために挑戦を続けている。そこで重要な存在になるとされるのが5Gをはじめとする最先端のテクノロジーだ。

NTTドコモとフジテレビで開発している、ジオラマスタジアム2018というコンテンツは、スポーツ中継がデバイスを通してAR技術で3Dで映し出され、選手目線や俯瞰、様々な目線でスポーツ観戦を楽しむことが可能になる。

モニターさえもない部屋、椅子とロゴの入った木製テーブルにタブレットを向けると、タブレット内に広がったのは、モナコのF1サーキット。従来の放送とは違い、レースの全貌が俯瞰から見られるので、先頭集団だけではなく、最後尾がどこにいるのかまで逐一確認できる。さらに、従来の放送で見られるような映像や、リアルタイムの順位なども映し出される。

一瞬、情報が多すぎて混乱するものの、かなり独自目線で楽しめる喜びを感じることができた。今の所、ゴルフやF1などを中心に開発を進めているそうだ。是非、2022年W杯はこの技術で見てみたい。

1/2ページ

最終更新:6/20(水) 18:05
bouncy