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男に懲役6年求刑 弁護側「心神喪失」無罪主張 千葉・船橋連続通り魔

6/20(水) 9:16配信

千葉日報オンライン

 千葉市と船橋市で2016年8月、中学3年の女子生徒=当時(14)=ら2人が刃物で刺された連続通り魔事件で、傷害と銃刀法違反などの罪に問われた埼玉県ふじみ野市、無職、大野駿被告(23)の論告求刑公判が19日、千葉地裁(岡田健彦裁判長)であり、検察側は「犯行態様は悪質」として懲役6年を求刑した。判決は8月14日。

 公判は被告の事件当時の精神状態が争点。

 検察側は論告で、周囲に男性がいないことを確認し若い女性を狙ったとし、「計画的犯行。判断能力が完全に失われたと言えず、限定的な責任能力があった」と指摘。「被害者は現在も強い恐怖で、(事件の)影響が続いており結果は重大」と述べた。

 弁護側は馬に乗ったゲーム感覚で犯行に及んだとし「遊戯の延長上で、(現場から立ち去ったのは)逃走ではなく、馬にまたがって走り去るのをまねた。自ら110番通報したのも、違法性を認識していないから」と心神喪失の状態だったとして無罪を主張した。

 最終意見陳述で大野被告は「事件起こさない。働く」と述べた。

 起訴状などによると、16年8月23日午後5時ごろ、千葉市中央区弁天2の路上で、歩いていた女子中学生の背中を自転車で追い抜きざまに果物ナイフで刺し、同日午後6時35分ごろには、船橋市前原西7の路上で女子大生=当時(19)=の尻を刺してけがを負わせたなどとしている。

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