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ステージ4の甲状腺がん公表、引退の大下智騎手 最後のレースに密着

6/23(土) 5:03配信

デイリースポーツ

 ステージ4の甲状腺がんと診断され、20日に中央競馬の騎手を引退した大下智氏(32)に密着したカンテレのドキュメンタリー「もう1度、騎手になりたい。ガンと闘ったどん底ジョッキー」が23日深夜1・50から放送される。

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 大下氏は、昨年10月に、ステージ4の甲状腺がんが判明。2カ月にわたる入院、手術を経て、今年4月からは、休養した5カ月間に落ちた体力を取り戻すため、過酷なウエートトレーニングを自らに課した。騎手としての実力を調教師にアピールするなど、騎乗する競走馬を探す“営業”も行い、レースへの復帰を目指してきた。

 5月27日には、小さい頃から毎週のように通っていた、思い入れのある京都競馬場のレースで復帰もかなった。

 番組では今月20日をもって騎手を引退した大下氏の闘病後、最初で最後のレースとなったこのレースにも密着。大下氏が最後のレースで見た景色、そして改めて感じた騎手という職業の魅力に迫っている。

 番組を担当した柴田ディレクターは、「一度はすべてを諦めた大下騎手が、再びレースに出られる可能性があると知り、『もう1度乗りたい!』と思うに至るまでの心情の変化、そして“騎手としての意地”をご覧ください」と話している。

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 大下智(おおした・さとし)1986年5月12日、大阪生まれ。身長163センチ、体重47・2キロ。栗東、池添学厩舎。初免許年2007年。