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(てんでんこ)自然エネ100%:12 只見川

6/23(土) 16:00配信 有料

朝日新聞デジタル

 ■故郷の川は東京に電力を送った。「返してもらってもいいんじゃないか」
 奥会津書房代表の遠藤由美子(えんどうゆみこ)(69)は、霧の只見川が好きだ。夏の早朝か、夕暮れ。白い霧に浮かんだふるさとの街は一枚の絵に変わる。ただ、いつもそばにあった流れには「よその人のもの」との思いも重なる。
 只見川は尾瀬沼を源として福島県会津地方の険しい山地を流れ、豊かな水流は新潟県で阿賀野川となって日本海にそそぐ。遠藤が生まれた昭和20年代は戦後復興に向け、東京など都市部の電源を確保するため、ダムが次々と建設された。宮下ダムに続き、下流の柳津ダム、上流に上田ダム、本名ダム……。…… 本文:1,012文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。

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