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藤波辰爾、6年ぶりのベルト奪取!タッグ王座獲得に「まさか64歳でベルトを巻くとは」

6/23(土) 20:37配信

スポーツ報知

◆HEAT―UP(23日、神奈川・カルッツかわさき)

 プロレス界のレジェンド・藤波辰爾が64歳でベルトを奪取した。

 田村和宏とタッグを組んでHEAT―UPユニバーサル王者の新井健一郎、ヒデ久保田組に挑戦。試合は12分20秒、田村が久保田を腕固めで破り、藤波組が勝利。2012年8月にDDTのKO―Dタッグ王座を獲得して以来、還暦を過ぎた6年ぶりのベルトに「まさか64歳になってベルト巻くなんてどうしよう」と満面の笑みを浮かべた。

 藤波がドラゴンスリーパーで新井を絞め上げる。田村が腕固めで久保田を捉えギブアップを奪った瞬間、藤波の王座奪取が決まった。6年ぶりにベルトを獲得しリング上で子供のような満面の笑みで喜びを表した。バックステージに戻ると「昔、古舘伊知郎さんが、レスラーにとってのベルトをは、知らない人にとってはがらくただけど、レスラーにとっては宝物と言ったけど、まさに宝物ですよ。それはいくつになっても変わらない」と声を弾ませた。

 HEAT―UPは、2012年12月に旗揚げし神奈川県内を中心に活動する。藤波は、定期的に参戦し団体の社長を務める田村から今回のタッグ王座挑戦を要請された。還暦を過ぎた挑戦に最初は戸惑いもあったが田村の熱意を感じ挑戦を決意。「レスラーは何回リングに上がっても、こういうタイトルがかかるとやる気になる。彼がボクに喝を入れてくれた」と感謝した。

 新王者になった田村は「藤波さんのおかげです。これからも吸収するのも今のうちだと思っているので吸収できるものは吸収したい」と明かすと初防衛戦は、藤波世代の「レジェンドとやりたい」と意欲をあらわにした。その言葉に藤波は「じゃぁ、ボクが用意してね」と呼応し、レジェンドレスラーとの防衛戦に動くことを約束した。

 今月18日には、新日本プロレス時代に何度も名勝負を展開したビッグバン・ベイダーさんが63歳で急逝した。昨年4月に自身が主宰する「ドラディション」に招聘し、再会を約束して間もない訃報に「言葉が出ない」とショックを隠しきれなかった。天国のライバルへ捧げる勝利に「取ったからには責任があるので1日も長く防衛できるよう精進したい」と64歳の新王者は笑顔を輝かせた。

最終更新:7/14(土) 7:53
スポーツ報知