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W杯各チームの移動距離、1チームだけ明らかに不利?

6/23(土) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

2018FIFAワールドカップは、ロシアの11都市、12会場で行われている。

ロシアは世界最大の面積を誇る国、過去のW杯に比べると、試合会場への移動は大変。

【全画像】W杯各チームの移動距離

ウォール・ストリート・ジャーナルは、各国のキャンプ地と試合会場から、グループステージでの各国の移動距離を算出した。

いくつかのチームは、試合会場への移動にさほど苦労しないが、キャンプ地から試合会場まで、毎回、大変な移動を強いられるチームもある。

グループステージでの各チームの移動距離

グループステージでの各チームの移動距離には、かなりの差がある。画像の表は、キャンプ地から1試合目と2試合目の会場への往復距離と、グループステージ最終戦となる3試合目の会場への移動距離を足したもの。

どのチームも移動は大変だが、移動がかなり大変なチームがある。まず基準として、開催国であるロシアの移動距離を見てみよう。

ロシア代表の移動距離:1320マイル(約2100キロ)

ロシアのキャンプ地はモスクワ、そして1試合目の会場もモスクワ。2試合目のエジプト戦はサンクトペテルブルク、3試合目のウルグアイ戦はサマーラ。

移動距離は1320マイル(約2100キロ)、最小距離というわけではないが、きわめて短い。特に、同じグループAで戦うエジプトと比べるとその差は明らか。

エジプト代表の移動距離:5288マイル(約8500キロ)

エジプトの移動距離は、全チームの中で群を抜いて長い。キャンプ地はロシア最南部にあり、1試合目は最も東にある会場、2試合目は最も北にある会場で行われる。

開催国であるロシアが強力な対戦相手に対して、やや反則ギリギリの手を使ったのかどうかは、この図を見ればすぐに分かる。

エジプトの移動は他のどの出場国よりも大変。特にコロンビアと比べるとなおさら。コロンビアの移動距離は全チームの中で最も短い。

コロンビア代表の移動距離:761マイル(約1200キロ)

コロンビアのグループステージでの移動距離はわずか761マイル(約1200キロ)、移動距離が1000マイル以下だったのは、コロンビアとアルゼンチンの2チームのみ。

ご覧のとおり、コロンビアの試合会場はエジプトに比べると飛躍的に近い。1試合目はキャンプ地と同じサランスク。2試合目、3試合目も移動距離は短い。キャンプ地のあるサランスクが、ロシアの中心部にあるためだ。

グループステージで、少なくとも移動距離で見れば、最も休養が取れるのはコロンビアだろう。そして、エジプトはロシアとの試合に向けて、厳しい移動距離を克服して、なんとか少しでも休養を取ることが欠かせない。

[原文:Here's how far every team in the World Cup will have to travel-and one team is at a significant disadvantage]

(翻訳、編集:増田隆幸)

最終更新:6/23(土) 12:10
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