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NCA、安全確認に数週間 整備記録不備で運航停止

6/25(月) 17:47配信

Aviation Wire

 日本貨物航空(NCA/KZ)は、運航するボーイング747-8F型貨物機(登録番号JA14KZ)で見つかった整備記録に不備について、安全確認を終えるまでに数週間かかると6月22日に発表した。同社では安全性が確認できるまで、全便の運航を停止している。

 NCAによると、当該機の主翼にあるフラップを動かす「フラップトランスミッション」の潤滑油について、整備記録に実際の給油量とは異なる数値を記載していたことが、6月14日夜にわかったという。これを受け、翌15日に監督する国土交通省航空局(JCAB)へ報告した。

 現在は社内で、当該機を含む保有する全11機の安全確認作業を進めている。NCAによると、機齢の若い747-8Fから進め、そのほかの確認作業も同時に進めるという。当初1週間程度で終えるとしていたが、見込みよりも時間がかかっていることから、数週間かかる見通し。

 NCAが保有する機材は11機すべてが貨物専用機で、このうち8機が当該機と同じ747-8Fで、残り3機が747-400F。潤滑油は、フラップトランスミッション以外にも機体全体で使用しており、当該機以外にも同様の問題がある可能性があるとして、16日の成田空港出発便から運航を順次停止し、17日に成田へ到着する便をもって、すべての運航を安全確認できるまで停止している。

Yusuke KOHASE

最終更新:6/25(月) 17:47
Aviation Wire