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成田空港、五輪で臨時ターミナル 選手団用、3日間のみ

6/28(木) 20:55配信

Aviation Wire

 成田国際空港会社(NAA)は6月28日、2020年の東京五輪で、各国からの選手団用の臨時ターミナルを整備すると発表した。既存施設を改修し、閉会式翌日からの3日間のみ運用する。成田空港で、臨時ターミナルを供用するのは初めて。

◆既存施設改修で運用

 臨時ターミナルは、第2ターミナルに第1・第2用の2カ所を整備。閉会式翌日となる、2020年8月10日から12日までの3日間運用する。第1ターミナル用は場所の確保が困難だったため、第2ターミナルで供用し、バスで移動する。それぞれチェックインカウンターと保安検査場、出国審査場を備える。

 第2ターミナル用は、南側2階の暫定国内線施設を改修し、既設の国内線と国際線の乗り継ぎ施設を活用。広さは、全体で1750平方メートルとなる。

 第1ターミナル用は、第2ターミナル南にある日本航空(JAL/JL、9201)のオペレーションセンターを活用する。チェックインカウンターと保安検査場、出国審査場を改修し、既存のバス乗り場から第1ターミナルへ移動する。広さは2200平方メートル。

 利用できるのは選手と関係者のみ。観客などの一般客は、通常どおりの動線を使用する。

◆7万2000人を想定

 NAAの夏目社長によると、閉会式翌日の8月10日が出国のピークとなると想定し、ピーク時は1日で7万2000人が利用すると見ている。1日の出国ピークの最高記録は、2005年4月29日の5万6113人。8月10日は、最高記録の1.3倍程度の利用があるとした。夏目社長は「出国のピークをどのように乗り越えるか。円滑にお送りするのが大切」と述べた。

 パラリンピックは、五輪ほどの混雑を想定してないことや、既存施設のほうが上下移動が少ないことから、臨時ターミナルの運用は五輪閉会後のみとする。

 臨時ターミナルは年度内に設計し、2019年度に工事を開始する。

 東京五輪は、2020年7月24日から8月9日まで開催。東京パラリンピックは、同年8月25日から9月6日まで開催される。

Yusuke KOHASE

最終更新:6/28(木) 20:55
Aviation Wire

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