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諏訪地方出土の国宝土偶など8点 国立博物館縄文展へ

6/28(木) 6:03配信

長野日報

 東京国立博物館が開く特別展「縄文―1万年の美の鼓動」(7月3日~9月2日)に、茅野市棚畑遺跡出土の土偶「縄文のビーナス」(国宝)、同市中ッ原遺跡出土の土偶「仮面の女神」(同)など諏訪地方の4考古館・博物館から計8点が貸し出され展示される。同展では初めて6点の縄文時代の国宝がそろって見られるほか、縄文文化で生み出された土器、土偶などの中でもとりわけ美しい優品約200件を一堂に展示する。

 展示される諏訪地方の出土品はほかに、富士見町藤内遺跡から出土した神あるいは人の像を表現した「神像筒形土器」(重要文化財)、諏訪市穴場遺跡出土の蛇体装飾付釣手土器(市有形文化財)など。2点の国宝土偶は7月31日からの展示となる。

 尖石縄文考古館の守矢昌文館長は「中部高地を代表する土偶や土器を見て、特徴を知ってもらえれば」。井戸尻考古館の小松隆史館長は「神像筒形土器は当館で最も重要な土器の一つ。多くの人に見てほしい」と話している。

 同展では縄文人の工芸技術の高さを示す青森市三内丸山遺跡出土の「木製編籠 縄文ポシェット」(重要文化財)などの有名な文化財がそろう。子どもの手や足を粘土に押し付けて成形した青森県六ヶ所村大石平遺跡出土の「手形・足形付土製品」(同)など縄文人の心に迫る史料も並ぶ。

 開館時間は午前9時30分~午後5時。月曜休館(7月16日、8月13日は開館)。問い合わせは東京国立博物館(電話03・5777・8600)へ。

最終更新:6/28(木) 6:03
長野日報